University of Freiburgの医学生 Phyllis Stöhr さんならびに Marc Brettelさんが、海外研修の一環として北海道大学に短期滞在中、2024年10月9日に、北海道大学病院 医療AI研究開発センターを訪問されました。
お二人は、AIセンターで平田健司准教授、尾藤良孝特任助教、唐明輝特任助教と懇談し、センターでの研究活動について説明を受けました。尾藤先生からは、「MRI/Low-b DTIを用いた脳水動態の解析」に関するご自身の研究も紹介されました。さらに、GPUワークステーションが稼働している様子もご覧いただきました。
ドイツと日本における医療AIやデジタルトランスフォーメーション(DX)の現状について有意義な情報交換を行いました。特に、Phyllis StöhrさんとMarc Brettelさんからは、医療現場における個人情報保護に関する規制や、AIの活用範囲に関する重要な課題について、鋭いご質問をいただき、議論が一層深まりました。
今後も医療AI研究開発センターは、こうした交流を通じて医療AI研究の進展を図ってまいります。