University of Freiburg(ドイツ)の医学部4年生、Max-Laurin Muellerさんが、海外研修の一環として北海道大学に短期滞在中、2024年3月6日に北海道大学病院 医療AI研究開発センターを訪問されました。
Max-Laurin Muellerさんは、AIセンターで平田健司准教授と懇談し、北海道大学における医療AI研究開発基盤について、また、医療AI研究開発センターおよび医療AI開発者養成プログラム(CLAP)の概要に関して説明を受けました。
米国で研究経験を持つMax-Laurin Muellerさんと平田先生は、ドイツ、米国、日本を含む各国における医療AI/DXの現状と、それぞれの国々が持つ特徴について話し合いました。
また、医療AIの将来的な成長可能性、社会への実装に向けた戦略、そして国際的な協力の重要性について熱心に議論しました。
特に、政府主導でAI研究に力を入れるドイツの取り組みについての知見は、医療分野におけるAIとDXの未来に対する理解を深める上で貴重なものであり、国際間の連携と情報共有の重要性を再確認する機会となりました。
さらに、Max-Laurin Muellerさんには、実際にGPUワークステーションが稼働している所もご覧いただきました。
今後も北海道大学の医療AI研究開発の現状を国内外に積極的に発信し、存在感を高めていくべく、こうした交流を続けて参ります。