東北大学病院AI Labで、2024年5月25日(土)から5月26日(日)の2日間にわたり、デザイン思考ワークショップが開催され、CLAPの受講生3名が現地で参加をしました。
デザイン思考とは、デザインを考案する際に用いる思考プロセスを、ビジネス上の課題解決のために活用する考え方で、近年非常に注目をされています。また、デザイン思考にもとづく医療AI研究のための人材育成も大きな期待を集めています。
本ワークショップでは、参加者の創造力を高めることを目的に、東北大学、北海道大学、岡山大学が連携して進めている「医療AI人材育成プログラム(Clinical AI)」と、名古屋大学が牽引するもう一つの医療AI人材育成プログラムである 「AI-MAILs」の合同で開催をしました。
東北大学(仙台)および名古屋大学(名古屋)の二か所をオンラインで繋ぎ、参加者は2日間にわたって活発なディスカッションを通じてイノベーションの過程を学び、実際の題材から新たな視点やアイデアを生み出すための手法を身に付けました。
今回、デザイン思考ワークショップに参加したCLAP受講者3名も、専門や背景が異なる方々とのディスカッションを通じて、多くのことを学んできました。
本ワークショップで培ったノウハウが、今後のCLAPでの学習や研究活動に活かされることを期待しています。
CLAPでは今後も、受講者の自己研鑽を支援し、医療現場での課題発見および課題解決に繋がるAI技術の実装が可能な人材の育成に取り組んでいきます。
以下は、現地でデザイン思考ワークショップに参加をした3名のレポート記事です。