我が国は、高齢社会、医療者の偏在、働き方改革など多くの医療課題が山積みになっています。
それらに立ち向かうため、令和2年11月に文部科学省「保健医療分野におけるAI研究開発加速に向けた人材養成産学協働プロジェクト」が、Clinical AI(東北大学、北海道大学、岡山大学)及びAI-MAILs(名古屋大学、岐阜大学、名古屋工業大学、名城大学)の2つの拠点で開始されました。
Clinical AIは札幌-仙台-岡山と地方都市を列島縦断で繋いだ形での医療AIを推進、AI-MAILsは名古屋・中京圏を舞台とした医療AIの展開を目的として日々活動を行っています。
合同シンポジウムでは、医療AIに係る最先端の課題・情報を多くの方々と共有したいと思います。
開催概要
日時:2023年12月2日(土)9:00~12:00(シンポジウム)
13:00~14:30(病院見学)※名古屋大学会場参加の希望者のみ
開催方法:ハイブリット形式
会場:名古屋大学 鶴舞キャンパス 基礎研究棟 4階 第4会議室+オンライン(ハイブリッド開催)
参加費:無料
申込(事前登録制):https://forms.gle/aaZLif1C3GWyAJ7X7
〈申込締切:11月2日(木)〉
※googleからのメールが届いた時点で、申込完了です。
※参加用URL等については、シンポジウム開催前日までに事務局からご案内させていただきます。
プログラム:
1)開会の辞
東海国立大学機構長 松尾 清一
2)拠点プログラムにおけるプロジェクトの年次報告
AI-MAILs:教授 大野 欽司 Clinical AI:教授 植田 琢也
3)シンポジウム
「医療AIのパラダイムシフト:人材育成と産官学連携の重要性」
座長:教授 尾崎 紀夫
堤 浩幸 氏(富士通株式会社 執行役員SEVP JapanリージョンCEO)
石山 健夫 氏(住友ファーマ株式会社 リサーチディレクター)
半田 宣弘 先生(前PMDA医療機器審査三部)
藤井 進 先生(東北大学災害医療情報学分野 准教授)
4)パネルディスカッション
「医療AIの開発と事業化における各セクターの役割と、どのような人材育成が必要か」
座長:教授 尾崎 紀夫
5)提言
「医療AI人材育成へ向けて」
東北大学病院長 張替 秀郎
6)閉会の辞
名古屋大学副総長 門松 健治
問い合わせ先
名古屋大学医学系研究科 AI-MAILs事務局
E-mail:ai-mails@med.nagoya-u.ac.jp