CLAP – ご挨拶

北海道は散在する僻地が広域化していくという特徴を持っており、少子高齢化・地方の人口減少・医師を含めた医療従事者不足などの保健医療分野の課題も山積し、いわば未来型地域に立地していると言えます。
この先行する立地環境を活用し、地域医療において必要なAI技術の戦略的分析開発、研究と教育の両立に基づき、医療AIを用いた変革(AI transformation、AIX)を実現することが不可欠です。
医療AI開発者養成プログラム(CLAP)では、医学研究院、保健科学研究院、情報科学研究院の教員を中心に、医療系教員と情報系教員の密接な連携をベースに、学部生・大学院生・社会人に対する実践的な教育を元にした人材養成を進め、養成された人材を中心に日本の国情に合わせた先行研究を生み出していくことが目標です。
北海道大学大学院医学研究院
画像診断学教室 教授
ヘルスケアAIXイノベーションセンター長
医療AI研究開発センター長
工藤 與亮